高機動幻想 ガンパレードマーチ
オールハンデットガンパレード
それが世界の選択である
初めて18禁じゃないゲームをレヴューを書くなぁ。(爆)
私が久しぶりに嵌りに嵌ったゲームである。なにしろ、一年前に買ってその時で4〜5回プレイしている。
更に今回一年ぶりにリプレイしたしね
ストーリーは第二次世界大戦中、黒い月の出現及び人類の天敵幻獣が現れたことによって終幕を迎えることになる。
それから50年、1998年に人類は記録的惨敗を喫す。その立て直しのため少年兵の強制招集と本州での立て直しを図る時間を得るため
幻獣の侵攻を九州で押さえ込もうとする。そして主人公は要塞化された熊本へ送られることになる。
はっきり言ってこれは相当お奨めなゲームである。
それだけ嵌る人には嵌る要素があるといえるだろう。
このゲームはシミュレーション+アドベンチャー+RPGという具合にそれぞれの良いところを抜き出している。
しかしながら一番の売りはプレイヤーへの自由度の高さであろう。
なにしろどういう楽しみ方をしてもそれは世界の選択で済まされるのであるから。(爆)
具体的にいうと、パイロットとして絢爛舞踏を目指すも良し、整備士として整備に精を出すも良し、学園モードで女の子を追いかけるだけでも
よし、という風に色々な遊び方ができるのである。
この辺が受けた理由の一つであろう。
ゲームシステムとしては学園モードと戦闘モードに別れる。
主人公達は学兵であるから毎日学校へ行く。そこで授業を受け、授業終了後は士魂号の整備や学友との親睦を深めたりすることができる。
そしてランダムに発生する幻獣との戦いで戦闘モードへ移行する。
戦闘モードはターン制であるが、そのターンでの行動は先行入力によってどの様に動くか決めることになる。
そのため、幻獣や味方の動きを予想しなければいけない。
こう書くと難しそうに感じるが、実際プレイしてみるとそれほど面倒なことはない。
武器の種類も豊富で自分にあった戦い方を選択することが可能である。
戦闘におけるプレイヤーの選択肢としては士魂号のパイロット、スカウトがある。これらは陳情によって変更可能だが、場合によっては
NPC(ノンプレイヤーキャラクター)陰謀によって変わることもある。
戦闘そのものは慣れないうちは非常に難しく感じるかも知れないが、慣れてしまうとそれほど難易度は高くない。
それゆえ、歴戦のガンパレーヤーは訓練禁止とか仕事禁止とかの縛りプレイをしていたりする。
更に電撃PSにおいて追加セーブデータが公開され、それを楽しむといった方法もある。
これらのセーブデータの入手法は2種類有り、一つはでhttp://www.mediaworks.co.jp/web-shop/index2.html電撃プレイステーションD43セーブデータ特集号
を買うか、http://www.dengekionline.com/magazine/dps/gpm/gpm_hurikae.htmで電撃ガンパレードマーチを購入後セーブデータを手にするしかない。
これらのデータの中にはかなり難易度の高い物もあるので中・上級者には是非とも挑戦してもらいたい。
なお、このゲームの一周目はチュートリアルに近いので一周目は成り行き任せでプレイするのがより楽しめると思う。
二周目以降、世界の謎を解きつつSランクエンドを迎えて欲しい。
今回、私が行ったプレイ記録も同時にアップするのでもし良ければ参考にしてもらいたい。
このゲームは発売後第5回日本ゲーム大賞にノミネートされたが、元々、電撃プレイステーション以外取り上げられることが無く、口コミやネットによってブレイクした希有な作品であり、ゲーム大賞にノミネートされたこと自体珍しいといえよう。
ただ、このゲームは残念なことにいくつか致命的なバグがあり、それに嵌るとやり直しということになりかねない。
そちらの情報に関してはこちらを参考にして欲しい。
総合評価:90点/100点満点
文責:あかさ